JR「川越駅」がリニューアル工事を開始！完成予定は2020年7月

JR「川越駅」は、2020年7月の完成を目標にリニューアル工事をしています。リニューアルで、改札口の外観やみどりの窓口の改良、自動改札機の移設が行われます。

リニューアルのコンセプト

出典：JR東日本ニュース

ＪＲ川越駅は、首都圏各地からの観光需要が増えつつあり、近年ではインバウンド需要も高まっております。さらなる観光需要に対応するため、「小江戸 川越」の街並みを感じられる観光拠点駅への改良を目的として、川越駅のリニューアル工事を行います。

出典：JR東日本ニュース

近年、川越は国内外からの観光客が増えています。2020年7月には東京オリンピックが、8月には東京パラリンピックが開催されるため、川越の観光客もさらに増える見込みです。

2018年に同市を訪れた観光客は前年比11%増の734万2000人だった。外国人観光客は42%増の27万9000人と大幅に伸び、いずれも統計を取り始めた1982年以降、最多となった。

出典：日本経済新聞

その東京2020オリンピックに間に合うように、JR川越駅をリニューアル工事し、デザインの一新、利便性の向上を図ります。

駅の一角にある「なつかしの川越駅写真展」

リニューアル前の川越駅には、「なつかしの川越駅写真展」のコーナーが設けられていました。

リニューアル内容

リニューアル工事では

の3点が変わります。

改札口の外観改良

改札口はリニューアル後に「小江戸」を感じさせるデザインに変更

リニューアル前のJR「川越駅」は他の駅と変わらないデザインです。川越っぽい雰囲気はありません。

これが、2020年7月のリニューアル工事で、「小江戸 川越」の街並みを感じられるデザインに一新されます。

デザインコンセプトは、川越観光を代表する「蔵造りの町家」「時の鐘」をモチーフとしており、木の質感や黒漆喰がベース。

実際に完成イメージを見ると、柱や案内板が小江戸らしいデザインになっていますね。

みどりの窓口の改良

みどりの窓口は、リニューアル工事でオープンカウンター化となります。

みどりの窓口はリニューアル後にオープンカウンター化する

リニューアル前は小窓があって、小窓の上に青い「のれん」をかけて小江戸っぽさを演出していました。

これが、リニューアル工事でオープンカウンターとなり、現代らしい開放感のある窓口に変わります。

場所も変わります。リニューアル前は東口側（東武鉄道の東上本線側）にありましたが、リニューアル工事で西口側に移動します。

券売機はリニューアル後に西口側に移動

定期券や電子マネーのチャージできる券売機の場所も西口側に移動します。

自動改札機の移設

自動改札機はリニューアルで1列に整備され、西口側に移動

自動改札も変わります。

リニューアル前は、段違いの2列になっていましたが、これが1列に整備されます。位置は、西口側から少しだけ東口側（東武鉄道の東上本線側）に移動します。

リニューアル工事後の様子

2020年1月にJR川越駅を利用したら、一部リニューアルが完成していました。

改札は奥の方（ホームからだと手前に）になっていました。

西口には新しいみどりの窓口が完成していました。オープンカウンターになったので、開放感があり、分かりやすくなりました。

まとめ

JR「川越駅」は、2020年7月の東京オリンピック・パラリンピックの開催に間に合うよう、リニューアル工事をしています。

リニューアル工事で、改札口の外観が小江戸川越を感じられるデザインに変わります。みどりの窓口はオープンカウンター化し、現代風に変わります。自動改札機や券売機も、使いやすいように移設されます。

川越駅の西口に複合商業施設「U_PLACE（ユープレイス）」が開業するので、そちらの完成が楽しみですね。