埼玉県で期限切れした運転免許証の更新手続き方法

運転免許の更新手続きは、一般的には警察署でできます。

ただ、何らかの理由で期間内に更新手続きをできなかった場合、免許センターに行かなくてはなりません。埼玉県の人（埼玉県内に住民登録をしているかた）であれば、鴻巣駅の埼玉県警察運転免許センターで更新手続きをします。

埼玉県民の僕は、コロナの影響で期間内に更新できませんでした。

ここでは、実際に期限切れの運転免許を更新したので、その流れについてご紹介します。

期限切れても更新できるの？

運転免許には期限があります。

期限内であれば通常の手続きに沿って更新ができます。期限を過ぎても更新はできますが、手続きがかなり面倒になり、お金も時間もムダにかかります。

なお、期限の超過期間によっては手続きの仕方が異なります。

今回は、期限を過ぎてから6ヶ月以内の方を対象に手続きの流れをご紹介します。

どこで更新手続きするの？

運転免許の有効期限が切れてからの更新手続き場所は、埼玉県は「埼玉県警察運転免許センター」となっています。

運転免許証失効(有効期限切れ)時の手続をされるかた
この手続は「運転免許センター(運転免許試験課)」でなければ申請できません。

出典：埼玉県警察

※有効期限が切れていない方の更新は手続きする場所が異なると思うので、ご自身でお調べになってください。

埼玉県警察運転免許センターは鴻巣駅にあります。駅からはバスまたは徒歩で行けます。

当然ですが、期限が切れた方が運転すると無免許運転となりますので、車では行かないように。

徒歩でのアクセスは以下の記事でご紹介しているのでご参考にしてみてください。

受付時間は？

受付時間は、平日の13:00〜13:45までの間。45分間と受付時間が短くなっているので注意してください。

受付までに書類を書いたりして時間がかかるため、15分くらい前には免許センターに到着するようにしましょう。受付時間に遅れると手続ができません。

なお、手続きの内容によっては受付時間が異なる可能性があるため、事前に電話で確認してください。

更新手続きに必要な物は？

住民票は、市役所などで事前に取得しましょう。免許証と身分証も忘れずに。

証明写真は、鴻巣駅の周辺にある無人の機械で撮ってもいいですし、免許センター内にある機械で撮ってもいいでしょう。値段は変わりません。

なお、この証明写真は書類として提出し、免許証の写真にはなりません。免許証に載る写真は、免許センターで撮影したものを使用します。

お金は余裕を持って持っていきましょう。

手数料はいくら？

手数料は、更新内容によって変わります。僕の場合は、合計3,000円かかりました。料金目安は電話で聞けば教えてもらえます。

電車賃やバス代、証明写真代などもあるので、これらも考慮しましょう。

お金が足りないと手続きができませんので、余裕をもってください。

時間はどのくらいかかる？

時間は更新内容によります。

僕の場合は、「やむを得ない理由」かつ「期限切れから6ヶ月以内」だったため、もっとも短い時間で更新ができました。

「やむを得ない理由」とはコロナの影響です。受付で「コロナの影響で」といえばやむを得ない理由として受理されます（ウソはダメですよ）。

それでも、1時に受付て終わったのが3時30分でした。

新しい免許証は当日に渡されます。

更新時に試験はある？

筆記試験や実技試験はありませんでした。事前に勉強する必要はありません。

30分の講習（座学）を受けて終わりです。講習の内容はあおり運転に関すること、飲酒運転に関すること、脇見運転に関することなど。

講習自体はすぐに終わりますが、手続きがかなり長く時間を要しました。

更新手続きの流れ

ここからは、実際に期限切れの免許証を更新したので、その流れを写真とともにご紹介していきます。

繰り返しになりますが、手続きの内容は人によって異なる場合がありますので、参考程度にしてください。

埼玉県警察運転免許センターの入り口を左手に進み「試験案内コーナー」に行きます。

ここで受付をします。

試験案内コーナーでは、「期限切れの免許証」「住民票」などを提示し、期限内に免許を更新できなかった理由を伝えます。

すると、「申請書」や「質問表」などの書類を数枚もらいますので、そちらに必要事項を記入します。

証明写真がない方は、免許センター内の証明写真機で写真を撮りましょう。800円です。

証明写真は、「申請用写真切り抜き機」で切ります。

そして、証紙売機で証紙を購入し、用紙に貼ります。

用紙の記入ができたら、窓口に進みます。期限切れの免許更新は「6番」窓口に並びます。並んでいる人を見ると、期限切れで更新する人が結構いるみたいですね。

窓口で受付を終えたら、視力検査をします。本当に簡単な検査ですぐに終わりました。

視力検査のあとは2階に進み、講習案内の会場に進みます。ここでは、講習の受付と代金の支払いを行いました。

期限切れの更新の人の講習会場は異なるので、皆で一斉に移動します。

ここで、30分ほどの講習を受けます。内容は、あおり運転や飲酒運転の危険性などについてでした。

講習が終わると、免許証用の写真撮影をし、運転免許証交付手数料を支払います。

以上が、期限切れの運転免許証を更新する一通りの流れです。

鴻巣の免許センターに到着したのが13時で、終わったのが15時30分でした。これは、もっとも短い工程で、長い人だと17時まで講習が続くそうです。

まとめ

有効期限が切れてからも運転免許の更新はできますが、手続きがかなり大変でした。ほぼ半日、この手続きで終わります。

期限内でしたらもっとカンタンだと思うので、くれぐれも「うっかり更新を忘れた」なんてことのないようにしましょう。

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