日本で初公開された世界最小のシカ「プーズー」や、愛くるしい立ち姿が人気の「レッサーパンダ」など、珍しい動物の展示が多い「埼玉県こども動物自然公園」。
住んでいる場所から近いため、来園してみて、動物園の概要や見どころについてご紹介します。
「埼玉県こども動物自然公園」とは?
- 住所 埼玉県東松山市岩殿554
- 開園時間 9:30~17:00
- 休園日 月曜
- 入園料 大人510円 小中学生210円
埼玉県こども動物自然公園が開園したのは1980年。
園内の広さは46ha。東京ドームの広さが約4.7haなので、およそ10倍。起伏もあるので、移動は少し大変。園内を走り回る移動車(彩ポッポ)を利用すると良いかもしれません。
勾配のある広大な敷地には、200種以上の動物が展示されている、埼玉県では最大級の動物園です。
年間パスがお得
年間パスポートは1,530円、小中学生は630円とかなり安め。
1年に3回以上訪れると元が取れるので、近所に住んでいる子育て世帯なら、年間パスポートを購入することをおすすめします。
こども動物自然公園内にはアスレチックなどが豊富なので、何回でも遊びに行けますよ。
ちなみに、誕生日に来園すると「ハッピーバースデー缶バッチ」がもらえます。
珍しい動物が見られる
こども動物自然公園には、日本では意外と展示されていないコアラも見られます。
日本で見られる動物園は10カ所もありません。ただし、コアラは1日20時間も寝ているため、活動している姿を見ることができるのはレア。
また、2016年に日本で初公開となった、世界最小のシカ「プーズー」や、キモカワな「ハダカデバネズミ」などの珍獣も見られます。
動物園の見どころ
こども動物自然公園に入場したら、入口の掲示板をチェック。
最新情報や体験の開始時間の一覧が確認できます。
自然や遊び場が豊富
広大な園内には、緑が生い茂っていました。
私が訪問した12月にはまだ木に葉が残っており、紅葉が楽しめました。新緑が楽しめる季節にまた訪問したいです。
原っぱも広がっているので、暖かい季節になればピクニックも楽しめますね。
また、広めのアスレチック広場もあるため、体を思いっきり動かすための自然公園としても最適。
カピバラと足湯が楽しめる
冬にこども動物自然公園に訪れると、カピバラ温泉を開催しています。お湯を浴びているカピバラは、何とも言えない表情をしていますよ。
温泉にはゆずが浮いているので、近くによるとよい香りが楽しめました。
また、別料金でカピバラを間近にして足湯につかれるサービスもあります。
ペンギンを間近で見られる
こども動物自然公園には、2011年にオープンした「ペンギンヒルズ」が見られます。
ペンギンヒルズは、フンボルトペンギンが暮らすための巣を、故郷のチロエ島をモデルにして作られました。
展示コーナーでは、フンボルトペンギンが放し飼いにされており、間近で見ることができました。
ペンギンは触ろうとすると突かれるので、手を出さないように。
ペンギン以外では、園内に放し飼いされているマーラも間近で見ることができます。
カンガルーと触れ合える
ペンギンの展示と同じく、カンガルーのコーナーは放し飼いにされています。
カンガルーは意外とおとなしいので、触れることができました。あごの下をなでてあげると、気持ちよさそうにします。
園内にある「なかよしコーナー」では、モルモットやウサギとも触れ合えますよ。
世界最小のシカ「プーズー」
シカの仲間は224種類も生息していますが、その中でもっとも小型のシカが「プーズー」。
世界最小のシカが見られるのは、日本でこども動物自然公園がはじめて。2016年にフンボルトペンギンを寄贈してくれたチリから送られました。
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まとめ
こども動物自然公園には、まだまだ珍しい動物もいますし、子どもが楽しめる「こどもの城」もあります。
近隣の市区町村に住んでいる方は、ぜひ遊びに行ってみてください。