埼玉県坂戸市で2021年8月に開催予定だった「坂戸・夏よさこい」は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。
2020年8月22日・23日も同様の理由で開催が中止。2年連続で開催されませんでした。
坂戸・夏よさこいとは
「舞人」坂戸・夏よさこい2019 こどもフェスタ会場
坂戸・夏よさこいは、地域振興のために有志があつまり、坂戸駅前の「サンロード商店街」を中心に開催しているよさこい祭りです。
坂戸市では毎年2回、夏と秋によさこい祭りが開催されていますが、この2つのよさこいは全く別のものです。
秋よさこいは、坂戸市の税金の補助がある為、事務局は坂戸市役所商工労政課でおこなっています。
夏よさこいは、商店街の中国酒家 來入華(ライカ)で事務局をおこなっていました。今後のよさこいのお問い合わせは坂戸市役所へお願い致します。
10月に行われる秋の坂戸よさこいは、坂戸市役所が主催です。
ちなみに、坂戸市にある城西大学の学生による調査では、2018年の坂戸・夏よさこいが約1億3500万円の経済波及効果を生み出したとのことです。
来場者全体の消費額を8260万円、祭りの開催経費を4100万円として、祭りで支出された合計金額を1億2360万円と算出。この金額が使われて生み出す経済効果を加えた経済波及効果を1億3541万円と試算した。
出典:毎日新聞
「宿泊費やお土産の購入費が少ない」のが課題だそうです。
地元住民が中心になって参加するお祭りのため、市外・県外のよさこい団体の出場が増えれば、簡単に2億円は突破できそうですね。
2021年もコロナで中止
2021年8月に開催予定だった坂戸・夏よさこいは中止が発表されました(以下抜粋)。
令和2年8月22日・23日に開催予定の『坂戸・夏よさこい』は中止することに決定致しました。
新型コロナウイルスが収束の見通しがたたない状況下の中、みなさまの感染リスクの可能性を考え中止の決定となりました。
サンロード商店街で、20回目となる夏のよさこい祭りでした。
2020年も新型コロナウイルスの影響で開催が中止になったので、2年連続での開催中止です。
2019年のお祭りの様子
ここからは、2019年に開催された坂戸・夏よさこいの様子をご紹介します。
2021年は開催中止になってしまったので、写真でお祭りの雰囲気だけでも楽しんでください。
北坂戸駅前のサンロード入り口。ここから坂戸・夏よさこいがはじまります。
踊っているのは坂戸市の「わいわい連」。
こどもフェスタ会場では、坂戸市のよさこいチーム「笑隊舞(ショータイム)」が踊っています。
こちらは、坂戸駅南口の大通りで踊る鶴ヶ島市のよさこいチーム「妃龍(きりゅう)」。
坂戸・夏よさこい当日は、こどもフェスタ会場に屋台が並びます。生ビールやから揚げ、焼きそばなど屋台の定番グルメが食べられます。
屋台のすぐ隣にはイスとテーブルが用意されているので、休憩しながらゆっくり食事ができました。
まとめ
第20回目を迎える予定だった「坂戸・夏よさこい」ですが、2021年も新型コロナウイルス感染症の影響で開催中止となりました。
同様に、10月の坂戸よさこいも開催中止となっています。