埼玉県坂戸市ってどんな街？地元住民が特徴を徹底解説！

埼玉県のほぼ中央に位置する坂戸市は、秩父山系から清流として名高い高麗川（こまがわ）が南西から東へ流れる緑豊かな町。

昭和40年代ごろから大規模な集合住宅が開発され、平成18年には10万人都市となりました。

そんな坂戸市について、坂戸市に住んでいる住民が

についてご紹介します。

坂戸市に興味がある方、坂戸市に住んでいる方はぜひ参考にしてください。

「坂戸市」ってどんな街？

坂戸市は「坂戸よさこい花のまち」

埼玉県坂戸市は、埼玉県のほぼ中央に位置する街。東松山市と川越市の間にあります。坂戸市は「よさこいのまち」として有名で、毎年10月には「坂戸よさこい」が開催されています。

基本データ

埼玉県坂戸市の位置

※平成29年のデータ

坂戸市の地形は平たんです。市内には、秩父山系から流れる「高麗川（こまがわ）」と「越辺川（おっぺがわ）」があります。

市のシンボルマーク

坂戸市のシンボルマーク

坂戸市のシンボルマークは、さかどの「S」をアレンジし、青と緑は豊かな自然を、赤は市民の活力と産業の振興を表現しています。

イメージキャラクター

坂戸市のイメージキャラクターは、「さかっち」と「さかろん」です。

さかっち

「さかっち」は、平成18年の市制施行30周年を記念し誕生したイメージキャラクター。坂戸市の頭文字「S」がモチーフになっており、「坂戸よさこい」の鳴子を持っています。

さかろん

「さかろん」は、坂戸市の市制施行40周年を記念して誕生したイメージキャラクター。坂戸市の木「さくら」をイメージしています。

坂戸の魅力

坂戸市にはこんな魅力があります。

緑が豊か

坂戸市内には、自然の緑や地形を活かした公園が点在しています。プールやテニスコートを備えた「坂戸市民総合運動公園」や、バードウォッチング名所として有名な「浅羽ビオトーブ」などがあります。

よさこいで賑わう

坂戸市は「よさこいのまち」として有名で、市内では年に2回、「坂戸・夏よさこい」と「坂戸よさこい」が開催され、市内はもちろん県外からも多くのよさこいチームが集まり、華麗な演舞で盛り上がります。

大型スーパーが多い

坂戸市には広い駐車場を備えた大型スーパーが数多く点在しており、お買い物に便利。

都心へのアクセスが良い

坂戸市は、都心まで東武東上線で一本とアクセスの良い立地にあります。坂戸駅から池袋駅までは最短43分。

車だと、関越自動車道坂戸西スマートICから、東京外環自動車道につながる新座料金所までは28.3km。

ロケ地として使われている

坂戸市は都心からのアクセスが良く、自然や文化財などの環境が整っていることから、テレビや映画のロケ地としてよく利用されています。

たとえば、TBS日曜劇場「この世界の片隅に」は島田橋で、「AKB48チーム8のあんた、ロケロケ！」は聖天宮で撮影されています。

坂戸市の観光スポット

聖天宮

聖天宮

坂戸市でもっとも有名な観光スポットは、「聖天宮（読み方：せいてんきゅう）」です。テレビや映画、ミュージックビデオのほか、コスプレイヤーの撮影地として使われています。

安行寒桜

安行寒桜

坂戸市内を流れる清流越辺川沿いに、総延長1,200ｍにわたり約200本の「安行寒桜」の桜並木が植樹されています。

開花時期は毎年3月中旬から下旬まで。この時期になると、花見客でにぎわいます。

坂戸市の美味しいグルメ

坂戸市は美味しいグルメの宝庫。特に、市内には美味しいラーメン屋さんとパン屋さんが点在しています。

おすすめラーメン屋

個人的におすすめのラーメン屋は

の3つ。

寿製麺よしかわ

北坂戸のラーメン屋「寿製麺よしかわ」

北坂戸駅にあるラーメン屋「寿製麺よしかわ」。川越に本店を持つ人気ラーメン屋で、北坂戸店は3号店です。2号店は上尾にあります。

寿製麺よしかわのラーメン

寿製麺の麺は、細麺のストレート。すべて自家製で国産小麦「はるゆたか」をベースに、数種類の小麦をブレンド。透き通ったスープは、安心の無化調（化学調味料無添加）。

コッコ

北坂戸のラーメン屋「コッコ」

「コッコ」は、2016年7月に北坂戸にオープンしたラーメン屋。

コッコの鶏つけそば

濃厚で鶏の旨みを生かしたスープと、国産小麦のハナマンテンを使用したモチモチの麺が特徴。女性に人気です。

まりぼ

坂戸のラーメン屋「まりぼ」

坂戸駅近くの人気ラーメン屋「まりぼ」。

まりぼのチャーシューメン

豚骨しょう油ベースのスープと、自家製のおいしいラーメンが食べられます。麺はかなりやわらかく茹でるので、注文時は「硬めで」と注文するのがおすすめ。

おすすめパン屋

個人的におすすめのパン屋は

6つ。

ラ・シルフィード

坂戸のパン屋「ラ・シルフィード」

ラ・シルフィードは、北坂戸（末広町）にある小さなパン屋さんです。2017年12月にオープンしました。

ラ・シルフィードのパン

オーナーはパン屋の元講師で、国産小麦使用・無添加生地の安心で安全なおいしいパンが食べられます。

ブーランジェリー・ハピヤ

坂戸のパン屋「ブーランジェリー・ハピヤ」

東京で腕を磨いたご主人が、生まれ故郷である坂戸に開業したパン屋「ブーランジェリー・ハピヤ」。国産小麦や天然酵母を使用した素材にこだわったパンが自慢。

お店は狭く種類もそれほど多くはありませんが、素材や味にこだわった本格的なおいしいパンが食べられます。

一番人気は「幸せを呼ぶクリームパン」。程よい甘さと卵の風味が感じられるやさしい味わいでした。

サンメリー

坂戸のパン屋「サンメリー」

本場スペインから取り寄せた石窯でパンを焼いている、本格的なパン屋さん「サンメリー」。

サンメリーのパン

石窯で焼くパンの特徴は、外の皮がパリッとし、中の生地がしっとりとモチモチした食感になること。

店内には開放感のある広めのイートインスペースがあり、カフェとしても利用できます。

アサカベーカリー坂戸店

坂戸のパン屋「アサカベーカリー」

地元の人から愛されている老舗のパン屋。本家は朝霞にある「アサカベーカリー」で、坂戸店は暖簾分けした店舗。

朝霞のアサカベーカリーにも訪問したことがありますが、坂戸店も本家と同じく、リーズナブルでおいしいパンが味わえます。

アサカベーカリー坂戸店の総菜パン

パンは自分で選ぶシステムではなく、店員さんに取ってもらいます。ショーケースにパンが並んでいるので、「〇〇パンください」といた感じで。

一本堂

坂戸のパン屋「一本堂」

2018年5月23日にオープンした食パン専門店「一本堂」。食パン以外の販売はありません。

一本堂で販売されている食パンは、すべて一斤売り。

一本堂の食パン

一斤と言っても、普通のパン屋さんで販売されているような「長方形」ではなく「キューブ型」です。食パン一斤の値段は、だいたい260円～360円前後です。

オルブロート

坂戸のパン屋「オルブロート」

坂戸駅の南口を出て、少し歩いたところにお店を構えるパン屋「オルブロート」。

オルブロートのパン

狭めの店内には、幅広い種類のパンが並んでいます。定番物もありますが、パンの中にたこ焼きが丸々1つ入った「たこ焼き太郎」など、ユニークなメニューも豊富。

土曜日に行くと、次回の買い物で使えるクーポン券がもらえます。スタンプカードではない点が個人的に好きです。

坂戸市のお祭り

坂戸八坂祭

坂戸市と言えば、毎年夏に開催の「坂戸・夏よさこい」と秋に開催の「坂戸よさこい」が有名ですが、それ以外にも盛り上がるお祭りがあります。

坂戸にっさい桜まつり（3月）

坂戸にっさい桜まつり

毎年3月中旬～下旬に北浅羽で開催される「坂戸にっさい桜まつり」。花見で盛り上がっています。最近は「安行寒桜」の見事な桜並木が話題となり、テレビでも紹介されます。

坂戸竹灯の夕べ（4月）

坂戸竹灯の夕べ

毎年4月下旬の夕方に開催されるお祭り「坂戸竹灯の夕べ」。売り上げの一部は復興支援として送金されています。当日は約800基の灯篭に火を灯し、幻想的な雰囲気を味わうことができます。

釈尊降誕祭（5月）

釈尊降誕祭

釈尊降誕祭は、別名「花まつり」とも呼ばれ、多くの来場者が花御堂（はなみどう）の誕生仏に甘茶をかけて、無病息災・家内安全・商売繁盛を祈念します。毎年5月5日こどもの日に開催されます。

さかど民商まつり（5月）

さかど民商まつり

さかど民商まつりは、地域密着型のお祭り。屋台はもちろん、地元の吹奏楽部による演奏や坂戸周辺で活躍するよさこいチーム、ダンスチームが演舞します。

坂戸八坂神社夏まつり（7月）

坂戸八坂祭

坂戸市の夏の風物詩「坂戸八坂祭」。秋の豊作を願ったお祭りで、別名「天王様」とも呼ばれています。同日に、「七夕まつり」も開催されます。

坂戸・夏よさこい（8月）

毎年8月に開催される、坂戸市の夏のよさこい祭り。秋のよさこいに比べると規模は小さめですが、それでも盛り上がりや活気は負けていません。

坂戸よさこい（10月）

坂戸市の最大のお祭りといっても過言ではない「坂戸よさこい」。

会場は「坂戸駅」から「北坂戸駅」までとかなりの大規模。坂戸市だけでなく、県外からのよさこいチームが演舞をしに来るよさこい祭りです。

まとめ

埼玉県坂戸市は、緑豊かな自然が広がり、都心へのアクセスが良い街です。おいしいグルメもたくさんあり、聖天宮や安行寒桜など、観光スポットもいくつかあります。

ぜひ、観光や移住にお越しくださいね。